クラップスは中世のヨーロッパが発症でアメリカで人気が出たゲームで現在はカジノ内でも人気です。
日本国内ではルールに多少の癖もあり、そこまで知られていないゲームですが、世界的に見てもオンラインカジノでは人気のあるゲームです。
本記事ではクラップスの基本的なルールやクラップスが遊べるオンラインカジノなどを解説します。
クラップスとは?どんなカジノゲーム?
クラップスのゲーム内容はプレーヤーが同時に2つのサイコロを振り、出る目を当てるゲームです。
出た目によっては配当を連続で受け続けることができます。
クラップスの起源・歴史は?
クラップスの期限は古くはローマの時代にサイコロに見立てたものを裏返した盾に投げ込む遊びが原型と言われています。
その後17世紀に十字軍が暇つぶしに遊んでいたサイコロゲームのHazardと呼ばれるゲームが期限ともいわれています。
その後アメリカに渡り急速に広まりました。
ルールがシンプルだったこともあり、イカサマやルール違反を行う人が多かったため、対策として現在の多少複雑なルールへと改善されました。
クラップスのルール・遊び方と流れ!期待値と出目の確率も!
クラップスのゲームの流れと大まかなルールについて解説します。
クラップスの基本ルール
クラップスのゲームの始まりはディーラーがプレイヤーの中からサイコロを投げる人(シューター)を指名してゲームが始まります。
一連の流れが終わるとシューターは別の人に回ります。通常はベットしている人の中で時計回りに変わっていきます。
もしサイコロを振りたくない場合はパスすることも可能です。
1投目
シューターはディーラーが持っている複数のサイコロから2つを選び転がします。(一投目はカムアウトロールと呼びます)
サイコロ2つの合計の数が7か11であればシューターの勝利。
2・3・12が出ればシューターの負けとなりゲームが終了し次の方へシューターが変わり再度ゲームが始まります。
2つのサイコロの合計の数が4~6・8~10であれば出た数字を「ポイント」と呼び、その数字にマーカーが置かれて2投目にゲームが進みます。
2投目
2投目以降は2つのサイコロの合計の目が7になればシューターの負けとなりゲームは終了。次の方にシューターが写り1投目からやり直します。
1投目で出した「ポイント」の数になればシューターの勝利となります。
ポイントでも7でもない場合は何度でもサイコロを振ります。
シューター以外の方はどの目が出るかを賭けることが出来、当たることで配当をもらうことができます。
クラップスの期待値は?出目の確率を紹介!
クラップスの期待値は理論上では99.17%です。オンラインカジノでプレイできるゲームの中では屈指の高い還元率のゲームです。
ちなみにサイコロを振って出る目の確率は理論上1/6ですが、2つのサイコロを振って出る数の確率はそれぞれ異なります。
合計が2になる組み合わせは「1・1」ですが合計が3になる組み合わせは「1・2」と「2・1」の2種類になります。
同じようにすべての組み合わせは以下の表となり確率が異なります。
クラップスの知っておきたい禁止行為
クラップスはイカサマ防止の意味も込めてシューターをプレイヤーが行います。そのためシューター側も行ってはいけない禁止行為が存在します。
- サイコロを両手で持ってはいけない
- サイコロを持った手をテーブル外に出さない
- サイコロは反対側の壁に当てる
過去にイカサマを行っている人の対策ですので、イカサマをする気が無くても疑われる行為となります。
もし、禁止行為を行ってしまった場合はその場でスタッフに注意を受ける可能性があります。
場合によってはサイコロを一度スタッフに見せ、イカサマをしていないかのチェックが入るときもあります。
場の雰囲気も悪くなりますので以下の行為は行わないようにしましょう。
クラップスの禁止行為①
サイコロを両手で持ってはいけない
ディーラーからサイコロを受け取るときに両手で受け取り、影を作ることで細工をしたサイコロに変更したイカサマがあったため、サイコロは片手で受け取りましょう。
クラップスの禁止行為②
サイコロを持った手をテーブルの外に出してはいけない
こちらもイカサマサイコロへのすり替え防止のため、テーブルより外にサイコロを出さないようにしてください。
クラップスの禁止行為③
サイコロを反対側の壁に当てないといけない
最後に投げる場所ですが、自分の手元にちょこっと落とすような投げ方では自分に有利な出目が出る確率が高まりますので、投げる場合は自分と反対側の壁にぶつけるように投げましょう。
投げる距離が短くなってしまった場合は再度投げてくださいと言われるので投げましょう。
もし投げすぎて壁を越えてしまう場合も同様に再度投げればよいので気にせず投げましょう。
クラップスの攻略法!おすすめできる5つの賭け方
クラップスでは様々な賭け方があります。本記事では代表的な賭け方についての解説を行います。
PASS LINE (パスライン)
クラップスで最も重要な賭け方はパスラインです。
賭け方は1投目のカムアウトロールを投げる前に「PASS LINE」と記入されている場所に掛け金をベットします。
カムアウトロールで7・もしくは11が出れば勝ちとなり掛け金が2倍となって返ってきます。(5ドルベットしていれば10ドルとなって返ってきます)
逆に2・3・12が出れば負けとなり、掛け金は没収されます。
それ以外の数値の場合はシューターが2投目に入りますので「ポイント」と呼ばれる1投目の数が出れば勝ちとなります。
また7が先に出た場合は負けとなります。
2投目以降は2・3・11・12が出ても勝ち負けに関係なくサイコロを振っていきます。
COME(カム)
賭け方はパスラインと同じです。ただ、1投目のカムアウトロールの後に自分のタイミングで賭けることができます。
ポイントは次に投げるサイコロの目となります(例えば第2投目をカムとしてベットする場合は3投目のサイコロの目がポイントとなります)
Don’t Pass Bar(ドントパス)
ドントパスはパスラインと全く逆のかけ方をすることができます。
7・11が出れば負け
2・3が出れば勝ち
12が出た場合は引き分けでゲーム終了
4~6・8~10が出れば2投目に続き、7が出ると勝ち。1投目のポイントが出れば負けとなります。
Don’t Come(ドントカム)
ドントカムも同じようにカムと全く逆のかけ方をすることができます。
ドントパス・ドントカムは他の方が負ける時に勝つため、実際のカジノで行うと場の雰囲気をしらけさせてしまうときもあります。
オンラインカジノであれば気にせず賭けることができます。
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ODDS BET (オッズベット)
カムを賭けた後に追加でさらにベットできる方法です。
こちらはカジノによってベットした額の〇倍まで等条件が決まっている場合があります。
オッズベットはカジノ側が手数料を取らない「控除率100%」のかけ方となりますで積極的に狙っていきたい賭け方です。
その他の賭け方
上記の5つが基本的な賭け方です。
その他の賭け方もありますが、ややマニア向けになりますので、初心者の方は参考程度に見てみてください。
・プレイスベット…1投目以降に賭けることが可能で「4・5・6・8・9・10」のいずれかの数値に賭けることができます。「7」が出る前に賭けた番号が出れば勝ちです。複数の数字に賭けることが出来、戻すことも可能です。
・ビックシックス…「6が出れば勝ち」「7が出れば負け」という賭け方です。6・7以外の数値が出るまで勝負は継続できます。掛け金を戻すこともできます。
・ビックエイト…「8が出れば勝ち」「7が出れば負け」という賭け方です。6・7以外の数値が出るまで勝負は継続できます。掛け金を戻すこともできます。
クラップスの配当(払い戻し)と控除率(ハウスエッジ)
クラップスのそれぞれのベット方法に対する配当(払い戻し)と控除率(ハウスエッジ)です。
控除率が低いほどプレーヤーに有利な賭け方となりますので参考にしてください。
クラップスの戦術
遊びで行うには戦術はなくても問題ありませんが、戦術をもって利益を狙う場合に必要な考え方について解説を行います。
クラップスの攻略法①
有利な賭け方と不利な賭け方
クラップスで戦う場合に賭けを行うベット方法はパスライン(ドントパス)カム(ドントカム)オッズ賭けに集中します。
この5つのかけ方が突出して控除率が低いです。(ルーレットは理論上控除率は5.26%)
そのため利益を狙うのであれば他のベットは辞めておきましょう。
とにかく低い控除率の場所にベットできるように心がけましょう。
クラップスの攻略法②
パスラインとカム
控除率が1.41%ですのでかけ続けたい所です。
ほぼ同じ控除率としてプレースベットの「6」・および「8」も控除率が1.52%ですので狙っていきましょう。
ドントパスとドントカムは控除率が1.4%と同等なのでそちらもねらい目です。
クラップスの攻略法③
オッズ賭け
オッズ賭けは控除率が無し(0%)なので基本的な戦術はパスライン(ドントパス)→カム(ドントカム)→オッズ賭け。を軸にベットしていきましょう。
サイコロの目という不確定要素ではありますが基本的には控除率に収束しますので、1回1回の結果に一喜一憂するのではなく長い目でのんびりゲームをしていきましょう。
クラップスの知っておきたいマナー
クラップスはホテルカジノの場合は人が集まってワイワイプレーを行うことが多いカジノゲームです。
ルール上は問題ありませんが暗黙の了解としての決まり事のようなものがありますので紹介します。
①7に賭けてはいけない
ルール上7にかけてはいけないわけではありませんが、ゲーム参加者たちはパスラインやカムに賭けているので7が出ると負け、ほかの人と一緒に残念な気持ちを共有します。
そんな中ドントパス賭けて一人で喜んでいると場の雰囲気が悪くなりますので基本的には7には賭けないというのが暗黙の了解となっています。
②7にかける場合は一人のテーブルへ
どうしても7に賭けたいあなたはできれば一人しかいないテーブルでドントパスを賭けましょう。
ただ、オンラインカジノでの場合は別で他の方の目を気にする必要はありませんので気にせず賭けることができます。
クラップスを楽しめるオンラインカジノ4選!
控除率の低いクラップスを楽しめるオンラインカジノはたくさんありますが、ここでは4つオンラインカジノを紹介します。
どれか一つのオンラインカジノで遊ぶのも良いですし、色々なオンラインカジノに登録し、自分に合うオンラインカジノを探しても良いでしょう。
クラップスが楽しめるオンカジ①
ベラジョンカジノ
引用元:ベラジョンカジノ公式
オンラインカジノの老舗サイトです。早くから日本語でのサポートに対応している人気のオンラインカジノです。
オンラインカジノが初めての方にはまずベラジョンカジノというぐらいに初心者におススメです。
毎日誰かに必ず当たるジャックポットのチャンスがあったり、ボーナスやコインを獲得することで資金を増やすことができます。
もしもの時も日本語チャットでサポートを受けることができますので、状況の説明などでの不都合が少ないです。
クラップスが楽しめるオンカジ②
カジノシークレット
引用元:カジノシークレット公式
今では多くのオンラインカジノで導入されているキャッシュバックのシステムをいち早く取り入れたのがカジノシークレットです。
勝ち負けに関係なく掛け金の一部がキャッシュバックとして戻ってきます。ボーナスとは異なり出金条件なく獲得すればそのまま出金が可能なのも魅力の一つです。
クラップスが楽しめるオンカジ③
カジ旅
引用元:カジ旅公式
独特のサービスやスタイルでオンラインカジノを楽しむことができるのがカジ旅です。
ゲーム内通貨のルビーを入手することで出金条件の無いフリースピンを行ったり、スポーツのフリーベットなどの特典を手に入れることができます。
また、カジ旅にしかない独自のシステムとして「Blitz(ブリッツ)」と呼ばれる通常の6倍の速さでスロットをプレイすることができます。無駄な演出をカットして延々とゲームしたい方には必見です。
クラップスが楽しめるオンカジ④
ウィリアムヒルカジノ
引用元:ウィリアムヒル公式
ウィリアムヒルカジノはオンラインカジノの前にブックメーカー(スポーツベット)の老舗サイトです。
そのためカジノゲームの他にも様々なスポーツにもかけることができます。
初回登録ボーナスでもカジノとスポーツベットそれぞれで異なるボーナスを両方とも受け取ることができます。
クラップスに関するよくある質問
クラップスについてよくある質問について解説を行います。
Q. クラップスは稼げる?
カジノですので必ず稼げるとは言えませんが稼ぐ確率が一番高いのがクラップスであると言えます。
その根拠は驚異の還元率99.17%だからです。
特に控除率0%となるオッズベットにできる限り賭けることで儲かる確率は高くなります。
クラップスのルール・遊び方と攻略法まとめ!
クラップスについてそのルールや利点について解説を行いました。
- クラップスとはサイコロを2つ振って出た目を予想するゲーム
- オッズベットの控除率が0%!可能な限りこちらにベットしていく
- いろんな賭け方を試してみたいならオンラインカジノがおすすめ
日本ではあまりメジャーではなく、ルールには多少クセはありますが慣れれば特に問題もありません。
還元率の高いゲームですので是非遊んでみてはいかがでしょうか?