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ポーカーには定石はあるの?基本的なセオリーについて解説!
ゆうた
ゆうた
ポーカーでどうやってプレーしていいか分かりません……

ポーカーはシンプルに見えて意外と取れる戦術の多いゲームです。

ノーリミットゲームのベットサイズが無数に存在することがそれを物語っています。

ポーカーを始めたばかりのプレイヤーの中には「何をすればいいか分からない」と悩んでいる方もいるかもしれません。

そこで、この記事ではポーカーのセオリーについて解説していきます。

✔この記事でわかること
  • プリフロップの定石
  • ポストフロップの定石
  • 定石を知った後の勉強法

ぜひ最後まで読んでいただき、プレーに役立ててもらえたらと思います。

ポーカーにはセオリーがある!

ポーカーでよくある勘違い

ほかのゲームの例に漏れず、ポーカーにもいくつかの定石が存在しています。

初心者の方が定石を覚えることで、なんとなく強いプレーが分かり、アクションを決めやすくなるでしょう。

次の章からは、プリフロップとポストフロップに分けて、基本的なセオリーを全部で8つ紹介します。

いずれも、ポーカーを覚えてまもなく勉強することばかりですので、是非覚えて帰ってくださいね!

セオリーがすべてではない

ここで注意しておきたいのは、セオリーが必ずしも正解にはならないということです。

あくまでセオリーは「正解であることが多い」というだけで、例外になるケースも存在します。

ポーカーで強くなりたいなら、セオリーを覚えた後で、どのような例外があるか勉強するのがオススメです。

また、ポーカーは相手の行動によっても正解が変わります。

一般的にあまり良くないとされるプレーでも、時と場合によっては刺さる、なんてこともあり得ます。

ポジション一覧

position

この記事では、上の図のようなポジションの略称で話を進めます。

ポジションの名称を覚えていない方は、この機会に覚えておくといいでしょう。

6人テーブルの場合は、LJ~BBでプレーし、LJがUTGと呼ばれることも多いです。

初心者が知っておきたいポーカーの定石(プリフロップ編)

ポーカー ブラフ

まずは、プリフロップについてです。ここでは、3つのトピックを扱います。

✔プリフロップの定石
  • 参加するハンドは絞ろう
  • リンプインはしない
  • ポジションが悪くなるようなコールはしない

順番に見ていきましょう。

①参加するハンドは絞ろう

ポーカーで参加して得になるハンドはそこまで多くはありませんプリフロップはフォールドすることがほとんどです。

ゆうた
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でも、弱い手でもフロップによっては……!
確かに、AAが最弱の72oに負けてしまうことがあるのがポーカーです。

しかし、弱い手がツーペアやトリップスになる確率は高くありませんし、たとえ引いたとしても、捲られてしまうこともしばしば。

大抵は中途半端に絡んでも苦しい思いをするだけで、少なくとも、投資をする価値はないと言えます。

また、参加ハンドを絞ることでポストフロップを簡単にプレーできるという側面もあります。

強い手はフロップ以降も強さを示すことが多いですから、扱いも比較的容易です。

初心者の方であれば、人一倍ハンドレンジを絞って戦略を簡略化したほうが、良い結果になりやすいと思われます。

参加率は20%前後が目安!

参加率の指標を表すVPIPは6人テーブルで20%前後が適正だと言われています。9人テーブルで18%くらいでしょうか。

最初のうちは、固めのハンドレンジでプレーしてみるのがオススメです。

前述したとおり、ポストフロップの判断が簡単になるからです。

アーリーポジションほどタイトにプレーしよう

一般的に、あなたのポジションが早ければ早いほどタイトにプレーすることになります。

なぜなら、後ろに控えている人数がレイトポジションに比べ多くなるからです。

例えば、LJの後ろには5人が控えており、自分を含めた6人の中で一番いいハンドを持って参加するには、単純計算で上位1/6のハンドが必要になりそうだと分かります。

一方で、BTNの後ろに控えているのは2人だけです。単純計算で上位1/3のハンドがあれば良くなります。

特に、BTNはインポジションが確定することから、ハンドレンジが特に広がります。

ハンドレンジ表を覚えるのがオススメ

手っ取り早くプリフロップをマスターしたいなら、ハンドレンジ表を覚えるのがオススメです。

有名どころだと、Snowieレンジや、Zerosレンジ、GTOWizardで配布しているハンドレンジ表などがあります。

習得しやすいところで言うと、ヨコサワポーカーチャンネルのヨコサワレンジでしょうか。

どのハンドレンジ表から入っても問題ないので、気に入った表を一度使い込んでみましょう。

もちろん、真似る表を変えてみたり、状況に応じてハンドレンジを変えたりしてもOKです。

②ゲームに参加するときはレイズで

プリフロップでゲームに参加するときは、コールではなくレイズで参加するようにしましょう。

プリフロップにコールで参加することをリンプインと言いますが、リンプインは多くの場合悪手です。

理由は大きく分けて2つあります。1つは、相手を降ろせないから。

ポーカーでは、「相手を全員フォールドさせる」ことでもポットを獲得できますが、リンプインしても相手を降ろすことはできません。

これはポーカーの勝利条件を1つ放棄していると言っても過言ではありません。

さらに言えば、リンプインすることで難しい状況に立たされやすくなります。

多人数のポットになれば、最強のAAが負けることも多くなりますし、リンプポッドのハンドレンジは広く、相手のハンドを推測するのも難しくなります。

そして2つ目は、ハンドレンジのバランスを取るのが難しいからです。

リンプをするということは、相手に「レイズするほどじゃないけど、参加したい手」だとばらすようなものです。

さらに、レイズする手が強くなりすぎることで、バリューハンドの価値を下げることになってしまいます。

もちろん弱い手を守るために、強い手をリンプに混ぜて運用するのも手だと思います。

しかし、それならば弱い手も一緒くたにレイズしてしまったほうが楽ですし、利益的です。

レイズ額の目安

オープンレイズする額は、大体2.5BB~4BBくらいが目安になります。

もう少し安い2.2BBオープンが採用されることもあります。

一般的に、オープン額が安ければ安いほど広くレイズすることが可能で、自分の取りたい戦略によって変化させることができます。

初心者の方であれば、3BBにレイズしておけば間違いありません。リレイズする場合も相手のレイズの3倍くらいにレイズすると覚えておきましょう。

例外はSB

SBまでフォールドで回り、ブラインドバトルになった時、SBでリンプを選択するときがあります。

ワクワク編集部
ワクワク編集部
コンプリートということもあります

BBはSBのレイズに対して広くコールしたり、レイズしたりできるために、相手を降ろせる可能性が減っているからだと考えられます。

この場合、レイズしうるあらゆる手(AAやKKも含みます)を時々リンプすることで、リンプのレンジを構築します。

BBからレイズを返されたときに、リレイズできるハンドを混ぜておくと、よりいやらしく立ち回ることができますよ!

参考までに、GTOWizardで調べたSBのオープンレンジを見てみましょう。緑がコールです。

③ポジションが悪くなるようなコールをしない

基本的に、ポジションが悪くなる可能性のあるコールはするべきではありません。

例えば、MPのレイズに対し、COのあなたがコールする場合を考えます。

確かに、あなたはMPにはポジションを取って有利に戦うことができますが、BTNにコールされると途端に状況が悪化してしまいます。

こうなると、あなたはポジションで不利なBTNとハンドレンジで不利なMPに挟まれてプレーすることになり、非常に難しいポストフロップを戦うことになります。

最悪の場合、後ろのプレイヤーからリレイズを食らい、フロップすら見られないかもしれません。

コールするとすれば、最良のポジションが確定しているBTNだけです。

ワクワク編集部
ワクワク編集部
コールはBTNの特権です!

BTN以外のポジションでは、3betかフォールドでプレーすることをお勧めします。

例外はBB

ただしBBだけは例外で、広いレンジでコールすることができます。

理由は2つあります。1つ目は、すでにブラインドを払っているから。

BBは1BBをすでにポストしているため、ほかのポジションよりコールに必要な額が安くて済みます。

この差は大きく、BBのコールのオッズはかなり良くなります。

2つ目はコールすることで必ずフロップを見られるためです。

ほかのポジションの場合、後ろからリレイズを受け、ハンドを捨てざるを得なくなることがありますが、BBならその心配はありません。

つまり、BBは投機的なハンドのエクイティをほかのポジションより実現させやすいと言えます。

BBはポストフロップにおいてかなり不利なポジションなのにも関わらず、広くコールできるのはこれらの理由があるからです。

初心者が知っておきたいポーカーの定石(ポストフロップ編)

ポーカーイメージ

ここからはポストフロップ編です。ここで、お話しする定石は次の5つです。

✔ポストフロップの定石
  • 自分の手の強さを相対評価する
  • ブラフハンドの決め方
  • CBを積極的に打つ
  • 理由を考えてコールする
  • ドンクベットを打たない

順番に見ていきましょう。

①自分の手の強さを相対評価しよう

ポーカーでは手役の絶対的な強さはあまり関係ありません。大切なのは、相手に勝っているか負けているかです。

例えばセットは、フラッシュもストレートも見えないボードなら最強格のハンドですが、これらが見えた途端微妙なハンドになってしまいます。

逆に、役なしのAハイでも、状況次第で勝てることも珍しくありません。

ボードを見ていて、どんな手が強くなっていそうか、その手を相手が持ちうるか考えてみましょう。

それを考えることなしに、手が強いからと攻めていると、相手の手を見て顔を青くすることになるでしょう。

相手の持ちうる手を想像してみよう

相手のアクションや、想定されるハンドレンジから、持ちうる手を想像してみましょう。

出来れば、ブラフハンドとバリューハンドの両方を考えられるといいでしょう。

持ちうる手を想像することで、自分のハンドの立ち位置が分かり、意思決定に役立つはずです。

ボードテクスチャーを確認しよう

ボードテクスチャーを確認することが、ハンドの評価に役立つでしょう。

ここでは、細かい名称に触れることは避けますが、ボードテクスチャーを決める要素を紹介します。

✔ボードテクスチャーを決める要素
  • ボードに出ているハイカード
  • ボードの数字のつながり
  • ボードのカードのスート被り
  • ボードペアの有無

ボードテクスチャーはおおよそこれらの要素で決定されます。

ドローが見えるボードをウェット、見えないボードをドライと表現されます。

大雑把に言うと、ドローがなく、ハイカードが出ているとレイズした側が有利になることが多いです。

逆に、コーラーが持っていそうなドローが見えたり、ローカードばかり落ちていたりするとコールした側が有利になることが多いです。

フロップでのボードペアは、レイズした側に有利な要素です。お互いペアができにくいなら、Aハイを多く持つアグレッサーに分があると考えられるからです。

②ブラフハンドの決め方

基本的に、ブラフは自分の手をショウダウンしたとき、勝てそうにないときにします。

弱いペアやAハイなどは状況によっては勝っていることも珍しくなく、ブラフする優先度は下がります。

ワクワク編集部
ワクワク編集部
負けてると思うならブラフしてもOK!

とはいえ、勝てそうにないハンドすべてでブラフをしてはブラフの打ち過ぎです。

ここでは、ブラフハンドを上手に選ぶコツを2つ紹介します。

ドローハンドでブラフする

ドローがあるときに、ブラフするというのが1つの考え方です。あと一枚でストレートやフラッシュが引けるという時にブラフをしようという訳です。

ワクワク編集部
ワクワク編集部
セミブラフと呼ばれます
セミブラフすることで、たとえブラフで相手を降ろせなくても、捲り目を残すことができます。

更に、セミブラフをしてドローを引けたときにはポットが大きくなっているはずなので、より大きい利益を獲得できるチャンスにもなります。

ブロッカーでブラフする

もう一つの考え方は、相手の強い手をブロックしている時にブラフをするというものです。

例えば、KJ825というリバーにおいて、AQ持っている時がこれにあたります。

この時、相手の持ちうるフラッシュの組み合わせが減っているだけでなく、相手はナッツのAハイフラッシュを持ちえないことが分かります。

ワクワク編集部
ワクワク編集部
麻雀のノーチャンスの考えに近いですね!

相手が強い手を持っている可能性が相対的に減っている状況なので、ブラフが比較的通りやすい状況だと言えます。

ポーカーのブロッカーについて

③コンティニュエーション・ベット(CB)を打ってみよう

コンティニュエーション・ベット(CB)とは、前のストリートでレイズしたプレイヤーが続けてベットすることです。

例:

プリフロップでBTNのあなたがレイズ、BBがコールした場面。

フロップでBBのチェックの後、あなたがベットをしたとき、あなたはCBを打ったと言えます。

 

CBはハンドレンジの優位性を主張した、いわゆるレンジベットであり、ベットするレンジにはバリューもブラフも含まれています。

CBを打つことで、自然とバリューとブラフを混ぜた付け込みにくいベットを打つことが可能になるわけです。

初心者の方でも、正当な理由をもってブラフができ、なおかつリスクも小さいため、取り入れやすい戦術の1つです。

特に、AやKなどのハイカードが落ちている、ドライなボードでは積極的にCBを打って強さを主張するといいでしょう。

相手も、あなたの手にトップペアが多いことが分かっていますから、かなりの圧力になるはずです。

④コールするなら理由を考えてみよう

ポーカーでコールするには、コールするに見合う理由が必要です。

コールして次のカードを見ることを初心者はやめられない傾向にあります。

しかし、それは長い目で見たらかなり大きい出費になります。

コールする場合は、一度コールすることが得になるかどうか考えてみましょう。

相手のブラフハンドに勝っているか

ポーカ―でコールする前に、相手の持ちうる手を想像してみましょう。

相手にブラフが多いと想像できるなら、コールは正当化されますし、逆も然りです。

また、後述するオッズの考えを使って必要勝率を求めてみるのも重要な考え方です。

オッズに合っているか

ドローをコールする場合、オッズに合っているかどうか考えます。

必要勝率を満たしていない場合、ドローをコールすることは損になってしまいます。

例えば、$100のポットに$100のベットを受けたとして、あなたはフラッシュドローを持っているとします。

この時の必要勝率は、33%と計算することが出来ます。

フラッシュドローが引ける確率が大体20%弱なのでコールすることはオッズに合いません。

ワクワク編集部
ワクワク編集部
引けた時、追加でチップを取れるなら、この限りではありません
フォールドするか、相手のアクションによってはレイズを検討したほうがいいかもしれません。

ポーカーのオッズについて

⑤ドンクベットをしないこと

ドンクベットとは、前のストリートでコールした側が、相手のベット待たずに先にベットすることです。

例:MPのレイズに対し、BBがコールしたとき、フロップでBBがチェックせずにベットした場合。

合わせて読みたい!

基本的に、ドンクベットは悪手となることが多いプレーです。理由は2つあります。

1つは、コーラーのハンドレンジはアグレッサー側のハンドレンジに比べて弱いことが多いからです。

もしコーラーがアグレッサーより強い手を持っているなら、前のストリートでレイズしているはずです。

にもかかわらずコールを選択しているということは、コーラーはベットできるほどの手を持っていないと言えるのではないでしょうか。

2つ目は、ハンドレンジがブラフキャッチ向きのハンドで構成されていることが多いからです。

レイズやベットした側のハンドレンジにはブラフを含めることが出来ますが、コールした側にブラフハンドは基本的に含まれません。

ワクワク編集部
ワクワク編集部
ドローはあるかもしれませんが
そのため、ドンクベットをしたとしても相手の強い手にはコールやレイズをされ、ブラフハンドには降りられてしまいます。

そんなベットが得にならないのは一目瞭然です。

ドンクベットはせずに、手が強いなら相手のベットの後でレイズを返すようにしましょう。

ドンクベットするとしたらこういう時

ドンクベットが正当化されるタイミングは、ポーカー用語でいうと、「ボードの変化によって、ナッツアドバンテージができたとき」です。

ざっくり言えば、「相手と自分のパワーバランスが崩れたとき」だと言えます。

自分のハンドレンジにとって有利な状況になったとき、はじめてドンクベットを強く使うことができるのです。

例:

COの2.5BBレイズに対し、BBのあなたがコールしました。

フロップ:A♠J3

あなたのチェックに対し、COはポットの75%のベットを選択し、あなたはコールします。

ターン:J

このような状況の時、ドンクベットの余地があると言えます。なぜなら、あなたは相手に比べ、Jのトリップスを多く持っていると言えるからです。

COはフロップで75%のベットを選択しました。Jのセカンドヒットでのバリューベットにしては、この額は大きすぎます。

ワクワク編集部
ワクワク編集部
安いベットなら、Jも十分に含まれます!
それに対し、BBのあなたはJのセカンドヒットを容易くコールできるはずで、BBとCOの間にJを持ちうる頻度の差が生まれていることが分かります。

具体的にはJのトリップスをバリューに、QTやKT、54sなどのガットショットをブラフに安いドンクベットを打つことができるでしょう。

相手も弱いAヒットでレイズを返すのは難しく、バリューを取りつつ相手をけん制することができます。

とはいえ、最初のうちは「ドンクベットは打たない」と覚えておいて間違いありません。

細かく定石を知りたいなら、ソルバーを使ってみよう

ここまで、ポーカーの定石をお話してきましたが、ここから定石をさらに深く理解するにはソルバーを活用するのがオススメです。

PioSolverやGTO+、GTOWizardなどで確認できる解析解を用いることによって、より細かいセオリーを知ることが可能になります。

一方で、ソルバーを使いこなすハードルはかなり高いです。少なくとも、ハンドレンジ対ハンドレンジでポーカーを考えられる必要があります。

具体的なアクションが分かる

ソルバーを用いることで、具体的にどのようにプレーするのがセオリーなのかを知ることができます。

CBをどのようなハンドで打つのか、ブラフとバリューをどのようなバランスで打つのか……等々。

その中で、先述したようなセオリーの例外に気づけることもあるでしょう。

ソルバーで学習することで、定石を少しずつアップデートしていけば、より強いプレイヤーになれること間違いなしです。

相手が定石から外れていることに気付ける

GTOの解を知っていることによって、相手が均衡解から乖離していることに気付くことができるようになります。

ソルバーからわかるGTOの解は理論上搾取されない完璧な戦略です。

そこから乖離しているということは、相手には搾取する何らかのリークがあるということになります。

相手の隙に気付いて上手くエクスプロイトしていけば、より多くの利益を上げることが出来るでしょう。

ポーカーのセオリーを知ってプレーに役立てよう!

ポーカー 定石 セオリー

ポーカーを極めるにはかなりの学習と経験が必要になります。

しかし、今回紹介した定石は大きく外れることは少ないため、これらの知識があれば100点満点中70点くらいのポーカーが打てるようになるでしょう。

取りこぼした点数は後々、勉強していくことで取れるようになりますよ!

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